研究内容

ホログラムメモリやレーザーといった先端光技術とコンピュータの頭脳となる集積回路(VLSI)とを融合させる研究を行っています。

次世代の光電子FPGAの研究

  • 既存のリコンフィギャラブルデバイス(FPGA)の性能を大幅に超える次世代の光電子FPGAの研究を進めています.
  • 光技術と集積回路を組み合わせることで,集積回路単体では実現できない高い性能が実現できます.
  • このデバイスではクロック毎に動的に回路を再構成できます(既存のFPGAでは出来ません).
  • これを利用した次世代のプロセッサアーキテクチャの研究も勧めています.

耐放射線FPGAの研究

  • 光技術を導入した耐放射線FPGAを開発中です
  • この耐放射線FPGAでは既存のFPGAの1000倍の放射線耐性を実現しています.
  • 福島原子力発電所の廃炉現場で1年間使用できる世界初,かつ,世界最強の耐放射線FPGAです(一般的な集積回路は,24時間で寿命を迎えます)

AI(人工知能)のFPGA実装の研究

  • FPGAにAIを実装すると劇的に高速化できます.
  • FPGAにAIを実装する研究を行っています.

FPGAデザインツールの研究

  • ハードウェア記述言語 FSL とデザインツール(コンパイラ)の研究開発を行っています.
  • VTR(Verilog to Routing,トロント大学で開発された論理合成,配置配線ツール)をカスタマイズし,光電子FPGAに適用する研究を進めています.

その他(電気電子工学よりの研究課題)

  • 耐放射線イメージセンサー
  • 耐放射線電源
  • 耐放射線センサー
  • 耐放射線ロボット等

修士論文・特別研究のテーマ